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動画で解説 知っておきたい現代葬儀100

No66.「墓地・墓石:改葬について」

Q:墓地・墓石:改葬について

A:改葬の手順
遠方にあるお墓を自宅に近い霊園に改葬することで、お墓参りの負担を減らすことができます。
しかし、改葬にはさまざまな手続きが必要です。 そこで今回は、改葬の手順についてご紹介いたします。

改葬の手順と流れ
改葬を行う場合、改葬先を探すことから始まります。霊園や寺院などの中には、改葬を受け入れていない場合がありますので、改葬を受け入れているかどうかの確認が必要です。
自分で探すことが難しい場合は、葬祭業者や石材店などに相談してみると良いでしょう。 改葬先を決めたら、その霊園の管理者から「受入証明書」または「墓所使用承諾証」を発行してもらいましょう。
次に現在の墓地の管理者から、埋葬証明書(納骨証明書)を発行してもらいます。

■改葬のおおまかな流れ
1. 改葬先の霊園を探す
2. 改葬先の霊園に受け入れ証明書を発行してもらう
3. 現在のお墓の管理者から埋葬証明書を発行してもらう
4. 市区町村に改葬許可証を申請する
5. 発行された改葬許可証を現在のお墓の管理者に提出
6. 現在の霊園でお魂抜き/閉眼法要
7. 新しい霊園で開眼法要・納骨法要

市区町村における手続き
現在の墓地と改葬先の管理者から必要な書類を発行してもらったら、今度は現在お墓のある市区町村の役所で、「改葬許可申請書」を発行してもらいます。
この申請書に必要事項を記入し、現在の墓地の管理者から署名捺印をもらいます。
その後、改葬許可申請書と受入証明書、埋葬証明書の3点を、現在墓地のある市区町村の役所にまとめて提出して「改葬許可証」を発行してもらいます。

お墓の移転手順
書類の手続きが完了したら、お墓の移動を行います。 まずは墓石を撤去する必要がありますが、その前に「閉眼法要」と呼ばれる供養を行うことが一般的です。
閉眼法要とは、「お魂抜き」や「性根抜き」とも呼ばれ、お墓に宿った魂を抜きとる供養です。閉眼法要を行った後の墓石は、普通の石に戻るといわれています。
閉眼法要後、お墓から遺骨を取り出し、墓石を撤去して土地を更地に戻します。
実際に遺骨を持ち運ぶ際には、骨壺が壊れないようにさらしなどにくるみ、丁寧に安置します。新しいお墓ができるまでは、自宅の仏間などに安置することが一般的です。
改葬先の墓地には、新しい墓石を設置する場合と、既存の墓石を移動する場合があります。どちらも工事が必要ですので、墓石の撤去や設置の工事は石材店に依頼しましょう。
墓石の設置が終わったら、今度は新しいお墓に納骨するための供養を行います。閉眼法要とは反対の「開眼法要」と呼ばれるお墓に魂を入れる供養です。

お墓の引越しについて
改葬は、引越し先によって必要な作業や費用が変わります。
墓石と骨壺を移転する場合、墓石を新しく建て替える場合、お骨の一部だけを移動する場合などで、改葬にかかる作業や費用が大きく異なります。
どのような改葬を行なうのか事前に決めておくとよいでしょう。
親族全員に関わることですので、自分だけで決めずに親族としっかり話し合い、皆が納得する方法にすることでトラブルを避けることができるでしょう。

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No39.「葬儀式場:最近選ばれている式場は?」
No38.「葬儀式場:式場選びの注意点は?」
No37.「葬儀式場:式場はどのようにして決める?」
No36.「葬儀式場:お葬式はどこで行う?」
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No34.「おくりびとの話:家族で用意するものはある?」
No33.「おくりびとの話:変わってしまった顔、元通りになる?」
No32.「おくりびとの話:他人に身内のお世話を任せることに抵抗がある」
No31.「おくりびとの話:納棺サービスをお願いするとどのような納棺師がいらっしゃいますか?」
No30.「おくりびとの話:納棺師の仕事とは?」
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No29.「グリーフ経験者への援助の方法は?」
No28.「葬儀後の心のケア:専門家に助けを求める」
No27.「葬儀後の心のケア:親身になって聞いてくれる人が身近にいない」
No26.「葬儀後の心のケア:人に聞いてもらわないと喪失に適応できない?」
No25.「葬儀後の心のケア:喪失への適応には何をすればよいか」
No24.「葬儀後の心のケア:時間の経過とともにグリーフから回復できるか」
No23.「葬儀後の心のケア:数日から数週間してからの反応について」
No22.「葬儀後の心のケア:直後の反応について」
No21.「葬儀後の心のケア:グリーフは皆同じ?」
No20.「葬儀後の心のケア:グリーフとは」
葬儀社・費用・見積りについて
No19.「火葬料金はどのくらいかかる?」
No18.「火葬式はどこの葬儀社でも同じ?」
No17.「葬儀費用の安さだけを求めた場合の危険性は?」
No16.「定額プランのお葬式ならどこでも同じ?」
No15.「定額プランのお葬式のメリットとデメリットは?」
No14.「定額プランのお葬式でも値切ることはできる?」
No13.「葬儀費用を値切ることはできる?」
No12.「葬儀の見積もりの説明を受ける際に気を付けることは?」
No11.「葬儀の見積もりの後に気を付けることは? 」
No10.「葬儀の見積もりの際に気を付けることは?」
No9.「葬儀社と紹介会社の違い」
No8.「葬儀社はどう探す?」
No7.「お葬式の費用に関して、準備のし方は?」
終活・エンディングノートについて
No6.「お葬式について、エンディングノートにどう記す?」
No5.「エンディングノートと遺言書の違いは?」
No4.「エンディングノートとは?」
No3.「終活で何をする?」
No2.「終活で重要なこととは?」
No1.「終活とは?」

通夜や告別式を行わず、火葬のみを行うお葬式です。
『えらべるお葬式』では、お別れの気持ちや思い出を残すアイテムの有無に応じて2つのプランをご用意しています。

通夜と告別式を通して、大切なご家族とのお別れの時間をゆっくりとお過ごしいただけるお葬式です。
『えらべるお葬式』の家族葬では、ご近所や会社関係の方をおもてなしすることができます。

ご自宅は、故人さまやご家族にとって思い出がたくさんつまった場所。
住みなれた場所で気兼ねなく、家族のこころと想いをひとつにして送りたい。そう考える方におすすめのお葬式です。

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通夜時のおもてなしや宿泊にかかる様々な負担を軽減したい方や、時間に制約がある方におすすめのお葬式です。